LNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」大洗~苫小牧航路へ LNG燃料供給を開始 ~船舶燃料の低炭素化に向け、フェリーのLNG燃料化を促進~
石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 通郎、以下「当社」)は、株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 剛、以下「商船三井」)が保有し、グループ会社の株式会社商船三井さんふらわあ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:牛奥 博俊、以下「商船三井さんふらわあ」)が運航するLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」(以下「本船」)へのLNG燃料供給を1月22日に開始いたしました。
当社と商船三井は、2023年1月、Truck to Ship方式(*1)を用いた商船三井さんふらわあが運航するLNG燃料フェリー向けLNG燃料供給に関する基本協定を締結し(*2)、準備を進めて参りました。今回のTruck to Ship方式は、スキッドと呼ばれる導管装置を用いて、茨城港大洗港区にて、本船と当社相馬LNG基地(福島県新地町)から輸送するタンクローリー4台を同時に接続し、供給を行うものです。これにより、限られた停泊時間に必要十分なLNG燃料を安定的に供給することが可能となります。なお、船舶とタンクローリー4台を同時に接続したTruck to Ship方式は、東日本では初の実施となります。
姉妹船「さんふらわあ ぴりか」が就航する本年初夏までは、ほぼ一日おき、就航後2隻体制に移行後には、ほぼ毎日、茨城港大洗港区でLNG燃料供給が行われる予定です。
LNG燃料は、従来の燃料油に比べて、二酸化炭素(CO2)の排出量を約25%削減する効果が見込め、船舶燃料の低炭素化を実現する有効な手段です。当社は2024年4月より室蘭~尻屋間においてもTruck to Ship方式でのLNG燃料供給を開始しており、今後も国内におけるLNG燃料の普及を推進し、環境負荷の低減に貢献していきます。
注)
*1: 船舶へのLNG供給方式の一つ。停泊中の船舶に対して、岸壁に配置したタンクローリーからLNGを供給する方式。
*2: 2023年1月6日付当社、商船三井、商船三井フェリー他プレスリリース「大洗~苫小牧航路 新造LNGフェリー2隻へのLNG燃料供給に関する基本協定書を締結~船舶燃料の低炭素化に向け、フェリーのLNG燃料化をさらに推進~」参照。
写真についてはPDF版を参照ください。
ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。
本ニュースに関するお問い合わせ先
03-6268-7110 (報道関係) / 03-6268-7111 (IR関係) / 03-6268-7000 (代表:その他全般) ※受付時間:平日9:00~17:35
当社ウェブサイトは、訪問者様のサイト閲覧時の利便性向上のために、Cookieを使用しています。当社ウェブサイトのCookie使用方針をご確認いただき、ご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。当社ウェブサイト閲覧時のCookieの使用に同意いただけない場合は、ご利用のブラウザでCookieの設定を無効化ください。