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福島ガス発電(株) 福島天然ガス発電所2号機の営業運転開始について

石油資源開発株式会社(JAPEX、以下「当社」)は、当社が事業パートナーとして参画する福島県・相馬港(福島県相馬郡新地町)における天然ガス火力発電事業(以下「本事業」)の推進主体となる、福島ガス発電株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井美孝、以下「FGP」)が建設工事を進めてきた、福島天然ガス発電所(以下「本発電所」)の2号発電設備(以下「2号機」)が本日0時に営業運転を開始しましたので、お知らせします。

本発電所は、FGPならびにFGPへ出資する当社、三井物産株式会社、大阪ガス株式会社、三菱ガス化学株式会社、北海道電力株式会社の5社(以下「事業パートナー5社」)で推進する本事業の基盤として201610月に建設を決定し、相馬港4号埠頭で建設工事を進めてきたものです。

本年430日に営業運転を開始した1号発電設備(以下「1号機」)とあわせ、出力合計118kW59kW×2基)となる本発電所は、化石燃料のなかで最も温室効果ガス(GHG)や大気汚染の原因物質*1の排出が少ない、LNGを気化したガスを発電燃料に使用しています。また、発電設備には発電効率の高いガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)方式を採用し、すでに実績のある機種に最新の要素技術を加えることで、現時点で世界最高クラスとなる約61%の発電効率*2を実現しています。

また、当社相馬LNG 基地内へ建設を進めていた、 23 kL級地上式のLNGタンクとLNG気化設備の増強工事(これらをあわせ以下「Ⅱ期工事」)についても、2号機の営業運転開始にあわせ全面操業を開始しました。なお、Ⅱ期工事で建設した設備の管理、ならびに、本事業が採用するトーリング方式*3にもとづき事業パートナー5社が持ち込む発電燃料用LNGの貯蔵・気化と、気化したガスを本発電所へ供給する業務は、当社がFGPから受託しています。

本発電所ならびにFGPの会社概要については、別紙(PDF版)を参照ください。

当社は、事業パートナー5社とともに、本発電所を安全最優先かつ安定的に運転することを通じ、電力全面自由化や GHG排出量削減などの市場環境の変化に対応できる低廉で環境負荷の小さい電力の安定供給や、福島イノベーション・コースト構想*4が目指す福島県浜通り地区の産業基盤の再構築や新たなまちづくりなどへ、中長期的に貢献してまいります。また、長期ビジョンおよび中期事業計画で掲げる「石油・天然ガスE&P とその供給事業基盤を活かした総合エネルギー企業への成長」の実現に向け、当社の事業および事業を通じた地域社会への貢献を推進してまいります。

なお、本件にかかる2021年3月期の当社連結業績への影響については、最新の業績予想へ織り込み済です。

注)

*1: 温室効果ガスの多くを占める二酸化炭素(CO2)や、大気汚染の要因とされる硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)など

*2: 発電端効率(低位発熱量基準)

*3: 事業パートナー各社が必要な電力に応じた燃料(LNG)をそれぞれで調達してFGPに引き渡し、FGPは本発電所で引き渡されたLNGに相当する電力に変換して事業パートナー各社へ引き渡し、事業パートナー各社で独自に電力を販売する仕組み

*4: 「経済財政運営と改革の基本方針(2014 年6 月閣議決定)」に盛り込まれた「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想」の「新たなエネルギーの創出(環境負荷の低いエネルギーの導入)」プロジェクトの一つに本発電所が含まれる

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