「福島天然ガス発電所」建設工事の着工について

石油資源開発株式会社（JAPEX、以下「当社」）は、当社が事業パートナーとして参画する福島県・相馬港（福島県相馬郡新地町）における天然ガス火力発電事業（以下「本事業」）において、本事業の主体となる福島ガス発電株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：石井正一、以下「FGP」）が本日、福島県・相馬港（福島県相馬郡新地町）に建設を計画している「福島天然ガス発電所」（以下「本発電所」）に係る、電気事業法にもとづく工事計画の届出を行い、10月に本発電所本体の建設工事に着工することになりましたので、お知らせいたします。

本発電所は、FGPならびに当社を含む事業パートナー5社が 2016 年 10 月に事業化を決定した本事業の基盤となるもので、FGPにより発電所の着工に向け、諸手続きならびに準備作業が進められていました。そして、本年7月に本発電所に係る環境影響評価手続き（環境アセスメント）が完了(*)したこととあわせ、本日の工事計画届出により、本発電所建設に係る諸手続きおよび準備作業が整ったことから、FGPにより、地盤改良などの準備工事を8月に開始し、10月に発電所本体の建設工事に着工することとなりました。

本発電所は、環境負荷の低い天然ガスを燃料とし、発電効率の高いガスコンバインドサイクル（GTCC）方式の発電設備の採用などによる、環境に配慮した低廉で安定的な電力供給と、本発電所周辺地域の経済や産業の発展への貢献を目指しています。

FGPならびに事業パートナー5社は、地元の皆さまおよび関係各所のご理解とご協力をいただきながら、2020年の商業運転開始に向けて、環境保全に配慮のうえ、安全管理を最優先に工事を進めてまいります。

本発電所、ならびにFGPの会社概要については、別紙（PDF版参照）を参照ください。

なお、本件の平成29（2017）年3 月期の当社連結業績への影響は軽微です。また、本件の平成30（2018）年3 月期以降の当社連結業績への影響については、判明し次第、都度適切に開示します。

関連ニュース

• 2017年3月31日付当社開示資料「福島ガス発電株式会社による福島県・相馬港における天然ガス火力発電事業に係る資金調達契約について」