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カナダシェールガスプロジェクトの権益譲渡および同プロジェクトに係る特別損失の計上について

石油資源開発株式会社(JAPEX、以下「当社」)は、当社在外連結子会社JAPEX Montney Ltd.(以下「JML」)を通じて参画しているカナダシェールガスプロジェクト(以下「本プロジェクト」)について、JMLが保有する本プロジェクトの鉱区権益10%すべてをオペレーターのPetronas Energy Canada Ltd.PECL)へ譲渡することを、本日開催の取締役会で決議しましたのでお知らせいたします。

本プロジェクトは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州北東部に位置するノース・モントニー地域において、シェールガスの開発・生産を行うプロジェクトです。当社は、20134月にJMLを通じて参画し、シェールガスの開発生産に加え、同州におけるLNGプロジェクトの事業化検討を進めていました。その後、事業環境の変化などによりLNGプロジェクトの検討を20177月に取りやめたものの、当社はPECLおよびパートナーとともに、開発計画の最適化による本プロジェクトの価値最大化を図ってきました。

一方、当社は、20185月に公表した中期事業計画において、原油価格1バレル5060米ドルの環境下でも持続的成長が可能な事業構造への転換が必要であるという認識のもと、EPExploration and Production)事業については、資産売却を含むポートフォリオの適正化を通じた収益性の向上に取り組むこととしました。昨年初頭以降のコロナ禍の影響の長期化やコロナ後の新常態がもたらす構造変化、さらには世界的な脱炭素化の急速な進展など、EP事業を取り巻く環境は一段と厳しくなることが想定されます。こうした状況において、当社は、JMLの業績を早期に改善することは困難であると判断し、保有する本プロジェクト鉱区権益10%すべてをPECLへ譲渡することを決定したものです。

JMLは本日(カナダ現地時間)、PECLとの譲渡契約を締結する予定です。また、権益譲渡に関する手続きの完了は、6月末頃を見込んでいます。

本件にともない、20223月期第2四半期の連結決算において、権益譲渡損約493百万カナダドル(日本円約 394億円*)を特別損失に計上する見込みです。

これらの業績への影響については、本日開示の20213月期決算短信(連結)に記載する20223月期通期連結業績予想に織り込み済みです。なお、今後の手続きの進捗などにともない、影響額や計上時期の見込みに修正や変更が発生した場合は、都度適切に開示します。

注)* 80 円/カナダドルを前提に算出。

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