英領北海における探鉱権益の追加取得および新会社の設立について

石油資源開発株式会社（以下、「当社」）は、2014年3月25日付ニュースリリースにてお知らせいたしましたとおり、当社子会社を通じて、英領北海に位置するP1998（21/9b,21/10b鉱区）、P2001（22/6e鉱区）にそれぞれ5%、10%の探鉱権益を保有しております。これら2つの鉱区は、周辺にフォーティーズ油田群をはじめ多くの油田が存在しており、探鉱成果が大いに期待できる有望な地域です。

今般、当社は21/9b,21/10b鉱区、22/6e鉱区について、交渉の末それぞれ5％、10％の探鉱権益をApache North Sea Limitedから追加取得することについて合意し、21/9b,21/10b鉱区は10%、22/6e鉱区は20%の権益比率といたしました。また、これら2つの鉱区の事業推進母体として新会社JAPEX UK E&P CENTRAL LIMITEDを設立しましたので、お知らせいたします。

21/9b,21/10b鉱区、22/6e鉱区は、いずれも英領北海のアバディーン沖合約300kmに位置する海上鉱区で、水深は約100m、2鉱区合わせた総面積は約175km²です。

両鉱区では三次元地震探査データの解析作業実施中であり、それぞれ今後1坑井の掘削作業を予定しております。

なお、今回の権益取得は、英国政府の承認を経て成立することになります。また、本探鉱事業は、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構（以下、「JOGMEC」）のご支援を得て、推進してまいります。