新潟県での天然ガス産出テスト成功のお知らせ

石油資源開発株式会社(以下、当社)は、新潟県小千谷市に位置する片貝ガス田において、平成24年4月から探掘井「片貝SK-29D号井」および同井のブランチ坑である「片貝SK-29D-1号井」を掘削してまいりました。今般、産出テストを行った結果、日産量約29万立方メートル(㎥)の天然ガスと約33キロリットル(kl)のコンデンセート(原油)の産出に成功しましたので、お知らせいたします。 

本井は、マルチ・ブランチ坑井(別紙「イメージ図」参照)であり、メイン坑における掘削評価を実施後、天然ガスの効率的な産出を図るべく、メイン坑の途中からブランチ坑を新たに掘削しました。 

今後は、今回のテスト結果に基づき、当該ガス田の拡がり等について評価作業を実施し、本井からの将来的な生産開始に向けた準備を進める予定です。当社としては、引き続き片貝ガス田周辺における探鉱作業を追求し、長期安定的な天然ガス供給体制の一層の整備・強化に努めて行く所存です。 

片貝SK-29D号井、片貝SK-29-D-1号井の概要

1. 探掘井位置：新潟県小千谷市片貝字中原9067(別紙「片貝ガス田」位置図参照)
2. テスト対象層：グリーンタフ層
3. テスト深度：4,217m～4,900m(メイン坑)、4,217m～4,940m(ブランチ坑)
4. テスト結果：天然ガス約29万㎥/D(日産量)、コンデンセート(原油)約33kl/D