秋田・女川層タイトオイル(鮎川シェールオイル)実証試験に関する状況について(続報)
石油資源開発株式会社(以下、当社)は、本年10月1日以来、題記実証試験を実施してまいりましたが、今回現場作業は10月8日に終了いたしました。
今回実証試験の状況等について、先週(平成24年10月4日)に続いて、下記のとおり、お知らせいたします。
1. 作業経過
- 10月1日11時50分:鮎川油ガス田・女川シェール層(深度1800m)に対し酸処理テスト(酸処理流体の注入)を開始
- 10月2日 09時40分:流体の注入を終了(注入した流体総量:141.6kl)、12時00分 :ガス・リフトにより、注入した流体の回収作業を開始(*)
- 10月3日 06時30分頃:地表に回収した流体中に少量の原油の混入を確認
- 10月4日(07時00分時点=既報):回収した流体総量52.1kl、回収した流体に含まれた原油総量6.9kl
- 10月5~8日:流体回収作業を実施
- 10月8日 08時00分:流体回収作業を終了、回収した流体総量100.6kl、回収した流体に含まれた原油総量31.1kl(その後、坑井を密閉し資機材の撤収作業を開始)
(*)ガス・リフトとは、高圧ガスを坑井内に放出し、坑内液体の比重を小さくし、かつガスの膨張上昇エネルギーによって液体を地上に汲み上げる手法。
2. 評価結果
取得データなど今回実証試験の詳細分析はこれからであり、原油産出量の総量等の結果について評価を下す段階には至っておりません。
3. 今後の予定
当社としては、今後、取得データなどの詳細分析を進めるとともに、既存設備を用いたフローテストや圧力測定等の作業を計画しております。また、その後は、それら一連の作業結果を踏まえた採取可能量や生産性改善の成果等の評価作業を行なったうえで、次年度以降の作業実施の可能性を検討する予定です。
ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。
本ニュースに関するお問い合わせ先
03-6268-7110 (報道関係) / 03-6268-7111 (IR関係) / 03-6268-7000 (代表:その他全般) ※受付時間:平日9:00~17:35
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