japex石油資源開発会社
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秋田・女川層タイトオイル(鮎川シェールオイル)実証試験に関する状況について

石油資源開発株式会社(以下、当社)は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)の支援を受けて、秋田県内の当社油ガス田におけるタイトオイル(シェールオイル)に係るエンジニアリングスタディを本年3月より実施中(*1)ですが、その一環として今般実施した酸処理テスト(*2)に関し、一部報道及び多数のお問い合わせがございましたので、情報整理のため、その状況等について下記のとおりお知らせいたします。

(*1) JOGMECとの契約概要については、平成24年7月20日のリリースをご参照下さい。

(*2) 酸を油層と接触させたり油層中に注入することにより、油層本来またはそれ以上の生産性を得るために行う。既存坑井を通じ希釈塩酸等を含む酸性流体をポンプで注入した後、再び地上に回収する。

1. 作業経過

  • 1011150分:女川シェール層(深度1800m)に対し酸処理テスト(酸処理流体の注入)を開始
  • 102940分:流体の注入を終了、 1200分:注入した流体の排出作業を開始
  • 103630分頃:地表に回収した流体中に少量の原油の混入を確認
  • 104日(700分現在):注入した流体の排出作業を継続中(104日まで継続予定)

2. 作業結果

  • 注入した流体総量: 141.6kl
  • 回収した流体量 : 52.1kl104700分現在)
  • 回収した流体に含まれた原油量: 6.9kl(同上)
    • 104日現在においては注入流体の回収作業継続中であり、これまでのところ顕著な生産性の向上が確認されたという事実はございません。

3. 今後の予定

当社は、今後、今回のテスト終了ののち、その結果を踏まえた採取可能量や生産性改善の成果等の評価を行ったうえで、次年度以降の実証試験(水平井の新規掘削及び坑井刺激作業)の実施の可能性を追求する予定です。

ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。

本ニュースに関するお問い合わせ先
03-6268-7110 (報道関係) / 03-6268-7111 (IR関係) / 03-6268-7000 (代表:その他全般) ※受付時間:平日9:00~17:35

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