福島県沖を震源とする地震による当社の被害・対応状況について(2022年3月17日(木)12時00分現在)
昨日3月16日(水)23時36分ごろに発生した、福島県沖を震源とする地震に係る当社の被害・対応状況につきまして、以下のとおりお知らせいたします。
1. 当社国内油ガス田(北海道・秋田県・山形県・新潟県):生産継続中
当社の国内油ガス田10か所は、通常の生産操業を継続中です。また、生産するガスについても、通常どおり当社のガスパイプライン網へ供給中です。
2. 当社ガスパイプライン網(新潟~仙台間および福島県・山形県への支線を含む):ガス供給継続中
当社の新潟・仙台間ガスパイプラインを中心とする国内ガスパイプライン網は、リモート監視システムでの安全が確認できていたことから、地震発生後も通常操業を継続し、ガスを供給中です。また現在、パイプラインや付帯設備の目視などによる点検も進めており、これまでに操業に支障のある損傷・損壊は確認していません。
3. 当社相馬LNG基地(福島県相馬郡新地町):操業停止中(再開時期未定)
地震発生後、安全確認のため当基地設備の操業と、当基地で管理する液化天然ガス(LNG)の供給業務を停止しています。また、地震発生後の停電発生にともない、安全の確保に必要な最低限の電源を非常用発電設備で対応しており、関連設備の安全稼働を確認でき次第外部電源へ切り替える予定です。
本日5時過ぎの津波注意報解除を受け、基地内設備の目視確認を進めており、これまでに一部の設備などで損傷を確認しています。引き続き当基地内の被害状況の詳細確認を進めていくため、現時点では操業再開時期などは未定です。
なお、当基地からのガス漏れなどによる周辺への被害はありません。また、地震発生直後の供給業務停止にともない、LNG貯蔵タンク内で貯蔵中のLNGの一部が気化したガス(BOG:ボイル・オフ・ガス)を安全に放散する措置として、BOGの燃焼を行っています。そのため、基地内設備(フレアスタック)から炎が発生していますが、当基地ならびに周辺地域の安全への問題はありません。
4. 福島ガス発電株式会社(FGP) 福島天然ガス発電所:運転停止中(再開時期未定)
地震発生後、発電設備は自動停止し、現在も運転を停止しています。また現在は、FGPにより発電所内の設備などの確認・点検を進めている状況です。本件に係るFGPのプレスリリースは、添付資料を参照ください。
なお、当社相馬LNG基地の操業停止にともない、当発電所への発電燃料となるLNG気化ガスの供給も停止しています。そのため、発電所の運転再開については、現時点では未定です。
添付資料については、PDF版を参照ください。
操業、運転を停止している設備などにつきましては、状況ならびに再開に向けた確認を進めてまいります。ただし、確認結果によっては、再開までに時間を要する可能性もございます。
当社は引き続き安全を最優先に、停止中施設・設備の操業および運転再開を目指し、取り組んでまいります。
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