職種紹介・業務領域職種紹介・業務領域

エネルギーの安定供給というミッションを胸に、最前線で活躍するJAPEXの社員たち。
その職種と業務領域についてご紹介します。

3 BUSINESS FIELDS 3つの事業分野

  • 石油・天然ガス E&P事業 Exploration & Production
    JAPEXは国内外で石油・天然ガスの探鉱・開発・生産(E&P)事業を行っています。当社の埋蔵量・生産量を中長期的に維持・拡大するため、技術や知見を最大限に発揮しながら、新規油ガス田の発見や既存油ガス田の追加開発などに取り組んでいます。

    ※E&P(Exploration & Production)とは石油・天然ガスの探鉱・開発・生産のことです。

    石油・天然ガス E&P事業

  • インフラ・ユーティリティ(I/U)事業 Infrastructure & Utility
    JAPEXは、国内への天然ガスの安定供給のため、総延長800kmを超える高圧ガスパイプライン網、LNGの受入基地、LNGローリーによるサテライト輸送などのさまざまなインフラや方法を活用し、国産天然ガスと海外調達したLNGをあわせて供給しています。
    また、CO2排出量が比較的少ないLNGを燃料とする福島天然ガス発電所での天然ガス発電事業や、再生可能エネルギー開発にも取り組んでいます。バイオマス発電事業や太陽光発電事業など、幅広い案件の開発や投資を進めるとともに、国内外で新規案件の発掘や検討も行っています。

    インフラ・ユーティリティ(I/U)事業

  • カーボンニュートラル(CN)事業 Carbon Neutral
    JAPEXは、カーボンニュートラル社会実現への貢献を目指し、これまでの石油・天然ガスの開発・生産などの知見を活かしたCO2地中貯留技術の確立と、2030年までの実用化を目指しています。
    当社は、二酸化炭素(CO2)の実質排出量削減に貢献するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素の回収・貯留)やCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage:二酸化炭素の回収・有効活用・貯留)の、2030年までの事業開始、ビジネスモデルの確立を目指す取り組みに参加しています。

    カーボンニュートラル(CN)事業株式会社地球科学総合研究所による作業風景

JOB TYPE 職種紹介

  • 地球科学

    地球科学 Geology & Geophysics
    地下に眠る石油や天然ガスを探し出すことがミッションです。地下の様子は直接見ることは出来ませんが、地質調査や物理探査をはじめとしたさまざまな調査で得られたデータを基に評価を行います。有望地域を見つけたら、井戸を掘る場所を決めます。石油や天然ガスが発見されれば、開発検討にも加わります。その他、CCSの適地選定のための評価なども行います。
  • 開発

    開発 Engineering
    探鉱の結果、石油・天然ガスの存在が確認されれば、各種データから油ガス層の埋蔵量評価を行います。さらに、貯留層シミュレーションモデルを駆使して経済性の評価を行います。採算が取れると判断した場合、最適な開発計画を策定し、生産井を掘削します。並行して、石油・天然ガスの処理や貯蔵などに必要な設備・施設を建設し、石油・天然ガスを生産フェーズに移行します。
  • 事務

    事務 Administration
    事務部門は、新規プロジェクトの検討・調査からヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源のマネジメントまで、幅広い業務を担当。法務、総務、経理、資材、人事といったコーポレート部門から、海外、再生可能エネルギー、カーボンニュートラル等の事業部門まで幅広く経験が可能です。

EMPLOYEES’ VOICES プロジェクト座談会

JAPEXの大規模プロジェクト
メンバーたちの熱きトーク
日本初の試みとなる大規模プロジェクトに携わっている社員たちに、事業へ寄せる思いを語り合っていただきました。

NEXT

社員インタビュー
社員インタビュー

EMPLOYEES’ VOICESプロジェクト座談会

  • K.S

    K.S
    開発
    海外事業第二本部アジアカーボンニュートラル事業部
    2015年入社/有機・高分子物質専攻
    2021年から海外の案件に携わるようになり、事業の醍醐味を知った。将来の目標は、海外事業の拡大に携わること。
  • G.S

    G.S
    事務
    海外事業第二本部アジアカーボンニュートラル事業部
    2020年入社/国際資源学部卒業
    プロジェクトに関わりながら新しい知見を身につけ、新規案件にもオファーされる人材になるというビジョンを持つ。
  • Y.A

    Y.A
    事務
    海外事業第二本部アジアカーボンニュートラル事業部
    2024年入社/商学部卒業
    会社の将来にとって重要なプロジェクトに関わっていることは、ビジネスマンとしての成長につながっていると語る。
  • N.O

    N.O
    開発
    海外事業第二本部アジアカーボンニュートラル事業部
    2023年入社/化学工学部卒業
    マレーシア人としての見識などを活かせることに大きな手応えを感じながら、日々の業務に向き合っている。

JAPEXの大規模プロジェクトメンバーたちの熱きトーク

JAPEXの大規模プロジェクトメンバーたちの熱きトーク
マレーシアサラワク沖CCS事業。
日本初の海外でのCCSを目指す大規模プロジェクトで、現在、進行中の取り組みです。
そのプロジェクトに携わっている社員たちに、事業へ寄せる思いを語り合っていただきました。
それぞれが担っている
重要な役割について
  • K.S

    今日は私たちのプロジェクトの話をするのですが、まずは簡単にプロジェクトの概要とそれぞれの役割を話しましょう。

  • G.S

    そうですね。簡単に言うと、難しいですが(笑)、日本をはじめ諸外国における製品や電力の製造過程で排出されるCO2を、液化し、船舶で輸送をして、マレーシアのサラワク州の沖合にある枯渇油ガス田や塩水帯水層に圧入・貯留するという国家的なプロジェクトです。その中で、私は、排出事業者や日本政府の支援に関する対応をしています。

  • Y.A

    私は、プロジェクトの経済性の計算や会計事務といった業務を担当してきました。

  • N.O

    基本設計のフェーズで事業者側のレビューを担当したり、基本設計の図書管理などを通じて、エンジニアリングマネジメントのサポートもしています。

  • K.S

    それぞれに大切な役割を担ってくれていますよね。私は、過去にはこのプロジェクトの経済性の検討に携わり、現在はCO2を貯留する地下について技術検討を行うという立場ですね。この機会に皆さんに聞きたいのですけど、どんなところに苦労したり、難しさを感じましたか。

新しい試みだからこそ、壁はある。
だけど、面白さも半端ない
  • G.S

    それはもう、取りまとめの大変さです。4社の排出事業者、輸送や貯留事業者が4社、加えてマレーシア側のパートナーもいて、各社の考えや意見はそれぞれに違っていて、それらをひとつにまとめるのは至難の業です(笑)

  • K.S

    各社の意見を取りまとめたうえで、日本政府と調整を行わなければならないので、それは一筋縄ではいかないですね。

  • Y.A

    K.Sさんにまったく同感です。多くの関係者が関わっていて、相互に意思疎通を図りながらプロジェクトを進めていくことは、かなりの調整力が必要だと実感しました。

  • N.O

    マレーシアのステークホルダーも関与しています。日本とは文化や規制などの違いがあり日本側とマレーシア側との意思決定や調整にはとても時間がかかります。

  • K.S

    だけど、これだけの大規模なプロジェクトであり、日本では初めての試みです。まだ半ばではありますが、やりがいみたいなものも大きいと思うのですが。

  • G.S

    それは確かにあります。モチベーションは、日本だけでなく、アジアとしても初の大型CCS Hub事業を推進しているという自負、誇りです。

  • Y.A

    JAPEXが日本側の幹事企業として主体的にかかわっていけることは、骨が折れますが、すごく面白い。新しいビジネスを立ち上げていくというダイナミズムも感じています。

  • N.O

    日本とマレーシアが協力してカーボンニュートラルを目指す先進的な取り組みです。その面白さもとても大きいものがあります。日本の高い技術力とマレーシアの実行力の融合はワクワクしますね。きっと、世界的なモデルケースになると期待しています。

それぞれの次の一歩に
つながるプロジェクト
  • K.S

    脱炭素には、私自身もともと関心があって、そのひとつの手段であるCCSで収益を生み出すということに夢があるなぁと実感しています。皆さんは、これからどういう思いでプロジェクトに関わっていきたいと考えていますか。

  • G.S

    ぜひ、プロジェクトの期間中にマレーシア現地に駐在したいです。実際に事業が立ち上がる現場を実感したいと思っています。きっと私自身の将来にもつながると思います。

  • Y.A

    新しいビジネスのデベロッピングに挑むことができたのは、知見からも経験からも、自分にプラスになるはずです。ぜひ、実現できるように力を尽くしたいと思います。

  • N.O

    私自身は、エンジニアリング管理やプロジェクト管理のスキルを向上させることができたと感じています。さらにプロジェクトの品質向上に努めていきたい。そんな思いが強いです。

  • K.S

    ぜひ、世界のために、日本のために、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、これからも力を合わせていきましょう!

プロジェクト座談会