沿革・歴史沿革・歴史

JAPEXは半世紀を超え、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産に取り組む、日本のE&Pパイオニア企業です。
エネルギー変革期の今、クリーンなエネルギーへの取り組みも始まっています。

PAST&NOW 沿革・歴史

  • 1955.12

    石油資源開発株式会社法にもとづく特殊会社として創立

    石油資源開発株式会社法にもとづく特殊会社として創立

  • 1956.07

    当社初の国内油田となる、北海道・平取油田発見(生産期間1956〜1961年)

  • 1967.10

    石油開発公団設立にともない同公団へ統合

  • 1970.04

    石油開発公団から分離し民間会社として再出発

  • 1971.05

    日本海洋石油資源開発株式会社(JPO)設立

  • 1972.03

    日本海洋石油資源開発設立後初の海洋油田となる新潟県・阿賀沖油ガス田発見(生産期間1976~1998年)

  • 1996.03

    新潟・仙台間ガスパイプライン開通

    新潟・仙台間ガスパイプライン開通

  • 2003.12

    東京証券取引所市場第一部に株式を上場(2022.04よりプライム市場へ移行)

  • 2007.05

    インドネシア・カンゲアンプロジェクト参画

  • 2011.11

    勇払LNG受入基地操業開始

  • 2012.08

    アメリカ・タイトオイル開発事業参画

  • 2013.08

    イラク・ガラフプロジェクトで原油の生産を開始

  • 2014.06

    北海道事業所メガソーラー稼働開始

    北海道事業所メガソーラー稼働開始

  • 2018.03

    相馬LNG基地操業開始

  • 2020.04

    福島天然ガス発電所営業運転開始

  • 2022
    -2023

    網走バイオマス第2発電所/同第3発電所営業運転開始

    網走バイオマス第二発電所/同第3発電所営業運転開始

  • 2023

    ノルウェー領海上鉱区で探鉱・開発事業に参画

  • 2024

    アメリカ・フリーポートLNGプロジェクトに参画

MESSAGE 代表メッセージ

取締役 常務執行役員
(総務法務部担当、人事部担当)
舟津 二郎

ミライのJAPEXを担う皆さまへ
当社は2008年からCCS(CO2の回収・貯留)技術の調査・研究開発に取り組み、技術の蓄積を進めてきました。

現在、地球環境保全のためのCO2削減の取り組みと、AIの社会実装に伴うデータセンターの拡大等、
DXの進展等によって今後一層の増加が見込まれる電力需要を賄うために、必要なエネルギー源確保の両立は世界的に大きな課題であり、
そのための様々な対策が模索されています。
こうした中、利便性の高い化石燃料に対する需要は依然として高く、特にCO2排出量が相対的に少ない天然ガスは、
長距離輸送にも適したLNG(液化天然ガス)という形態も含め、重要視されています。
ミライのJAPEXを担う皆さまへ
当社も、石油・天然ガスは今後もエネルギーにおける主要な役割を果たすと認識しており、
安定供給のために国内外での石油・天然ガスのE&P事業に引き続き取り組みます。
同時にカーボンニュートラル社会実現のための1つの重要なカギとなる、
CCS/CCUS(CO2の回収・有効活用・貯留)の事業化に向けた取り組みを強化しています。
当社は2008年から北海道苫小牧市における大規模CCS実証試験をリードし、国内外でE&P技術と親和性の高いCCS技術の調査・研究開発を進め、技術の蓄積を進めてきました。2024年には国内初のCCS事業法が作られて導入の機運が高まっており、国や自治体、複数の国内外の企業や地域と連携して、事業化に向けた具体的な技術検討や評価作業を進めていきます。
この他にも環境負荷低減のための新たな取り組みにトライしています。電力事業では、既存の天然ガス発電事業に加えて、
太陽光やバイオマス燃料等の再生可能エネルギーによる発電事業、自社に設置する蓄電池設備を使った電力の市場取引や、
蓄電・送電技術に関する新規事業を展開するスタートアップ企業への出資等、蓄電池事業への参入にも挑戦しています。
また天然ガスの供給について、カーボン・オフセットLNG(CO2排出量を実質ゼロとみなせるLNG)の調達・供給、
天然ガスをベースにした電力や蒸気・冷水の供給等、既存の供給スタイルにとらわれないエネルギーサービス事業も展開しています。
ミライのJAPEXを担う皆さまへ
このように当社は、祖業である石油・天然ガスのE&P事業を進めて事業基盤を引き続き確固たるものとしながら、
将来のカーボンニュートラル事業化を拡大することを通じて、エネルギーの安定供給という社会貢献を会社一丸となって進めています。
今、当社に必要なことは、将来のためにこの両輪を確実に回すことであり、そのためにこうしたチャレンジに共感する人を増やすこと、一人でも多く当社を知って、関心を持って、同じ方向を向いて共に活躍してもらうことにあります。
皆さんには、これからの未来に向けて、新しいエネルギー、新しい事業、新しい技術をぜひ目の当たりにしていただくとともに、
新しい自分も発見し、変化していく会社にも自分にもワクワクしてほしいと願っています。
このような当社で、一緒に新しいことに挑戦してくれる人を待っています。
舟津 二郎

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未来への挑戦
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