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大洲バイオマス発電所向け木質ペレット供給第一船が初入港

石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田 昌宏、以下「当社」)は、当社が出資する大洲バイオマス発電株式会社(以下「OBP」)運営の大洲バイオマス発電所に燃料用木質ペレット(以下、「木質ペレット」)の供給を開始しましたのでお知らせします。今回のOBP向け木質ペレット船は、当社として初めてのバイオマス燃料供給となります。

 

当社は、20215月に策定した「JAPEX2050~カーボンニュートラル社会の実現に向けて~」に基づき、カーボンニュートラルに関する施策を推進しています。その一環として、バイオマス発電事業への出資とともにバイオマス燃料の供給事業に取り組んでいます。この度、当社が木質ペレット供給業務を担う大洲バイオマス発電所において試運転を4月より実施することとなりました。

試運転の実施に伴い、当社が供給する木質ペレット第一船(約25,000トン積載)が325日に愛媛県大洲市長浜港拓海新桟橋に入港しました。

大洲バイオマス発電所は、愛媛県大洲市長浜地区の工業団地内約2.57万平方メートルの敷地にある、出力約5kWのバイオマス専焼発電所で、適切な認証を得た海外から輸入された木質ペレットを燃料として使用します。発電量は、年間約3.5kWh見込んでおり、発電する電気の全量を再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)の利用により、四国電力送配電株式会社へ売電します。商業運転開始は、今夏の予定です。

当社は今回の木質ペレットの供給を皮切りに、今後も複数のバイオマス発電所へ燃料供給を開始する予定です。第三者認証を取得したバイオマス燃料の供給事業を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するとともに、総合エネルギー企業としての成長と企業価値のさらなる向上を、引き続き目指してまいります。

写真はPDF版を参照ください

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