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カナダ国アルバータ州Hangingstone鉱区オイルサンド拡張開発事業における生産開始時期および投資額の見直しについて

石油資源開発株式会社(以下:当社)は、在外連結子会社であるJapan Canada Oil Sands Limited(以下:JACOS)を通じて、カナダ国アルバータ州Hangingstone鉱区オイルサンド拡張開発事業(以下:本事業)を進めております。この度、ビチューメン(オイルサンド層から採取される超重質油)生産開始時期および投資額を見直した結果、平成29(2017)年央に生産開始を予定するとともに、JACOSによる投資額は、見直し前に想定していた約12.5億カナダドルから約15億カナダドルに増加する見込みとなりましたので、お知らせいたします。

本事業につきましては、平成24(2012)年12月の最終投資決定(平成24(2012)年12月14日公表当社資料「カナダ・アルバータ州Hangingstone鉱区オイルサンド開発事業の最終投資決定について」参照)以降、開発作業を鋭意進めております。平成28(2016)年9月末時点での本事業の開発作業進捗率は約96%に達していますが、平成25(2013)年9月に作業請負契約を締結して以来の中央処理施設及びユーティリティ・インフラ(以下、CPF)建設工事における詳細設計、モジュール製作および現場建設工事の遅延、平成28(2016)年5月に発生したカナダ国アルバータ州フォートマクマレー地区における山火事による約1ヶ月間の建設工事中断が発生したことを受け、JACOSはコスト増加抑制に軸足を置きながら開発作業工程の遅れを挽回すべく、様々な方策を講じるとともに、それらの効果と現状を踏まえた、より現実的な開発作業工程と投資額について精査を行ってまいりました。

この度、CPF建設工事も最終段階を迎え、上記のような見直しを行うこととなりました。

なお、本件による当期連結業績に与える影響は軽微です。また、上記に伴う増加必要資金については、必要に応じ、JACOSへの出資にて賄う予定です。今後は、残り少ない作業ながら、これ以上の工事工程遅延、コストの増加を起こさぬよう、現地での工事管理に最善を尽くす所存です。本事業は、現在の油価水準であっても操業に必要な資金を売上によって十分に賄うことができる見込みですが、その価値の最大化のため、生産開始後のコスト削減、輸送費の最適化による販売価格の改善等、鋭意検討、実施していくことにしております。

また、JACOSでは、平成28(2016)年5月より、Hangingstone鉱区3.75セクション地域における、ビチューメンの生産操業を一時休止(平成28(2016)年5月12日公表当社資料「カナダ・アルバータ州Hangingstone鉱区3.75セクション地域におけるオイルサンド事業の生産操業の一時休止について」参照)しております。

これは、昨今の油価の動向等を考慮した結果、生産操業を一時的に休止して収支を改善するとともに、油価回復まで埋蔵量を温存することで、より収益性の高い生産活動を目指すものです。

生産操業再開の時期については、現時点では未定でありますが、今後の油価動向等を踏まえつつ、生産操業再開の可能性について追求してまいります。

関連ニュース

    2012年12月14日付当社開示資料「カナダ・アルバータ州Hangingstone鉱区オイルサンド開発事業の最終投資決定について」

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