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福島県・相馬港における天然ガス火力発電事業の事業化決定ならびに本事業への新たなパートナーの参画について

石油資源開発株式会社(以下「当社」)は、三井物産株式会社との共同出資で設立した福島ガス発電株式会社(以下「FGP」)を通じて検討および諸手続きを進めていた福島県・相馬港(福島県相馬郡新地町)における天然ガス火力発電事業(以下「本事業」)について、本日開催されたFGPの株主総会において、本事業の事業化の決定、ならびにFGP設立時の株主である当社および三井物産株式会社の2社に加え、大阪ガス株式会社、三菱ガス化学株式会社、北海道電力株式会社の3社が新たにFGPに出資し事業パートナーとして本事業に参画することが決議されましたので、お知らせいたします。

当社は、現在相馬港で建設を進めている相馬LNG基地とその隣接地のさらなる有効活用を図るとともに、電力の安定供給や、震災からの復興を目指す同基地周辺地域の経済活性化などへの貢献を目的に、本事業の実現に向けた検討および環境影響評価法にもとづく諸手続き(以下「環境アセスメント」)を、FGPを通じて進めてきました。そしてこのたび、FGPが本事業の基盤となる「相馬港天然ガス火力発電所(仮称)」(以下「本発電所」)について、環境アセスメントなどの手続きが終了し次第建設を開始することと、建設に係る事前準備への着手を決定するとともに、発電の燃料となるLNGの調達や発電への知見を持つ3社の参画により、事業推進体制を強化することとなりました。今後はFGPを主体とし、当社を含む事業パートナー5社が連携し、本事業を推進していきます。

本発電所は、天然ガスを燃料とする59万kWのコンバインドサイクル方式発電設備2基で構成されます。またFGPは、隣接する当社相馬LNG基地(建設中、2018年3月操業開始予定)敷地内へ、新たな23万キロリットル級地上式LNG貯蔵タンク1基およびLNG気化装置の建設を計画しており、その建設管理と運用、およびLNGの気化と天然ガスの供給に係る業務を、当社がFGPより受託する予定です。今後は、FGPが環境アセスメントのプロセスを引き続き進めるとともに、施工会社との契約などを行い、2017年夏頃を見込む環境アセスメントなどの手続き終了後のすみやかな着工と、2020年春の商業運転開始を目指していきます。

本発電所の計画は、「経済財政運営と改革の基本方針(2014年6月閣議決定)」に盛り込まれた、「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想」(以下「本構想」)において、「新たなエネルギーの創出(環境負荷の低いエネルギーの導入)」プロジェクトに位置づけられています。本構想が目指す、福島県浜通り地域の産業基盤の再構築、新たなまちづくりなどへも、貢献していきます。

本発電所の概要、および新たな事業パートナーとその出資比率を含む本日時点のFGPの会社概要については、本日公表のFGPならびに事業パートナー5社によるプレスリリース(別紙:PDF版参照)を参照ください。

本件の平成29(2017)年3月期の当社連結業績への影響は軽微です。また、本件の平成30(2018)年3月期以降の当社連結業績への影響については、判明し次第、都度適切に開示します。

当社は、平成27(2015)年5月に公表した「長期経営ビジョンおよび中期事業計画」で掲げる「石油・天然ガスE&P事業を軸とする総合エネルギー企業への転換」を目指し、本事業を含むエネルギーの安定供給を使命とする当社の事業、そして事業を通じた地域社会への貢献を、これからも推進していきます。

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