郡山北部ガスパイプラインの建設完了と天然ガス供給開始について

石油資源開発株式会社（以下、当社）は、福島県本宮市及び郡山市において進めてまいりました郡山北部ガスパイプラインの建設を完了し、去る1月24日に天然ガス供給を開始しましたので、お知らせいたします。

当社は、新潟・仙台間ガスパイプライン（261km、平成8年4月運転開始）、白石・郡山間ガスパイプライン（95km、平成19年3月運転開始）を建設・操業し、東北電力株式会社と共同で設立した東北天然ガス株式会社を通じて、パイプライン沿線地域に天然ガス供給事業を行っております。今回建設を完了した郡山北部ガスパイプラインは、郡山市の北に位置する本宮市内において白石・郡山間ガスパイプラインから分岐し、郡山市富久山町に至る約12km の高圧パイプラインとして、平成25年7月24日に建設を決定し、工事を進めてきたものです（平成25年7月24日発表ニュースリリース「郡山北部パイプラインの建設について」参照）。

郡山市を供給区域とする東部ガス株式会社福島支社（以下、東部ガス）は、同市西側にある白石・郡山間ガスパイプラインの終点（郡山バルブステーション）より市内に向け都市ガス供給を行っております。このたび当社は、東部ガスと協力し、工業団地が集積する同市東側のお客様の需要拡大へ対応するため、郡山北部ガスパイプラインを建設いたしました。これにより、業務用・産業用需要を中心としたお客様のニーズに、これまで以上に柔軟に対応することが可能になります。

さらに当社は、2018年3月の操業開始を目指し、相馬港（福島県新地町）において相馬LNG 基地の建設及び同基地と新潟・仙台間ガスパイプラインを接続する新規パイプライン建設のプロジェクトを進めております。今後も国内外のガス田から生産される天然ガスやLNG を確実にお客様に提供する一貫操業・供給体制（ガスインテグレーション）を着実に推進し、供給安定性とセキュリティ対応に優れたエネルギーネットワークの構築を図ってまいります。

関連ニュース

2013年7月24日付当社開示資料「郡山北部パイプラインの建設について」