カナダ ブリティッシュ・コロンビア州におけるシェールガス開発・生産プロジェクトおよびLNGプロジェクトへの参画手続きの完了について

石油資源開発株式会社（以下、「当社」）は、去る2013年3月4日付当社ニュースリリースにおいて、当社がマレーシア国営石油会社であるPetroliam Nasional Berhad（以下、「PETRONAS社」、子会社含む）との間でPETRONAS社の推進するカナダ ブリティッシュ・コロンビア州のシェールガス開発・生産プロジェクトおよび同州西海岸で検討中のLNG（液化天然ガス）プロジェクトへの参画について基本合意に至った旨お知らせしておりましたが、このほど、当該参画に必要な権益取得手続きを完了しましたので、お知らせいたします。 

当社は、2013年4月26日にPETRONAS社と正式契約を締結し、生産中のシェールガス鉱区と、生産したシェールガスをLNG化し輸出する事業の10%権益を取得いたしました。当プロジェクトは、シェールガスの開発生産・LNG化・LNGの引取りまでの全事業を、全パートナーが同一権益比率で保有する一貫操業体制を敷いており、安定的かつ効率的な操業の実現を可能とするものです。 

また、この度の正式契約の締結を記念して、PETRONAS社からシャムスル社長を始めとする関係者を東京に招き、当社からは棚橋会長以下経営陣の参加のもと、本日、別掲の通り調印式を執り行いましたので、併せてお知らせいたします。

両社は、イラク・ガラフ油田における共同事業者であるなど長年にわたって良好な信頼関係を構築してまいりました。調印式では、今後、両社が一致協力のもと世界的規模を誇る本事業の着実な進捗を期すとともに、ガスビジネスの分野で一層の連携強化に努めていくことを改めて申し合わせました。