japex石油資源開発会社
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カナダ ブリティッシュ・コロンビア州におけるシェールガス開発・生産プロジェクトおよびLNGプロジェクトへの参画について

石油資源開発株式会社(以下、当社)は、マレーシア国営石油会社であるPetroliam Nasional Berhad(以下、PETRONAS社)との間で、PETRONAS社が推進するカナダ ブリティッシュ・コロンビア州のシェールガス開発・生産プロジェクトおよび同州西海岸で検討中のLNG(液化天然ガス)プロジェクトに参画することにつき、このほど、基本合意に至りましたので、お知らせいたします。 

当社は、今般、新たに設立する子会社JAPEX Montney Ltd.(カナダ法人)を通じ、同州ノース・モントニー地域におけるシェールガス鉱区の10%権益を取得するとともに、同州西海岸において、シェールガスをLNG化し輸出する事業(Pacific Northwest LNGプロジェクト、生産量1,200万トン/年)の10%権益と同権益比率相当のLNG(120万トン/年)を引取る権利を併せて取得する予定です。 

本プロジェクトのオペレーターであるPETRONAS社は、LNG事業で豊かな経験を有しており、また、イラク共和国ガラフ油田における当社との共同事業者であります。PETRONAS社は、今回当社が参入する鉱区において、既にシェールガスの開発、生産、販売を開始しています。上記のとおり、今後増産される予定のシェールガスは、新設されるパイプラインで同州西海岸プリンス・ルパートまで輸送され、LNG化のうえ輸出される計画です。 

当社は、本プロジェクトへの参画を通じ、競争力を持ったLNGを、長期に亘り安定的に調達してまいります。輸入されたLNGは、現在事業化調査中の相馬LNG受入基地とその接続パイプライン(2012年11月30日ニュースリリース)や既存のパイプライン等のインフラと結びついて販売されることで、当社の収益基盤である天然ガスの一貫操業体制は、更に強固なものとなります。 

また、カナダの豊富な天然ガスをLNGとして輸入することは、我が国のLNG調達先の多様化などエネルギー需給改善の一翼を担うことに繋がります。 

なお、当社が本プロジェクトへ参画するにあたっては、今後PETRONAS社との正式契約の締結および権益移転に係るカナダ政府の承認取得が必要となります。 

1. シェールガス開発・生産プロジェクト(上流)の概要

  • 鉱区所在地:カナダ ブリティッシュ・コロンビア州ノース・モントニー地域
  • オペレーター:PETRONAS社
  • 現況:天然ガスを生産し、AECO市場※1にて販売中

※1AECO(エイコ)市場=西カナダにおける主要ガス市場

2. LNGプロジェクト(中流)の概要

  • プラント候補地:カナダ ブリティッシュ・コロンビア州プリンス・ルパート レルー島
  • オペレーター:PETRONAS社
  • LNG生産量:年産1,200万トンを予定※2
  • 現況:設備基本設計を実施中
  • 最終投資決定(FID) :2014年末を予定※2
  • 生産開始:2018年末を予定※2

※2オペレーター公表に基づく

3. 新会社の概要

  • 会社名:JAPEX Montney Ltd.(カナダ アルバータ州法人)
  • 所在地:カナダ アルバータ州カルガリー
  • 代表:渡辺 修(石油資源開発㈱社長)
  • 設立時期:2013年3月
  • 株主構成:当社100%(設立時)

ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。

本ニュースに関するお問い合わせ先
03-6268-7110 (報道関係) / 03-6268-7111 (IR関係) / 03-6268-7000 (代表:その他全般) ※受付時間:平日9:00~17:35

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