ガラフ油田に係る開発生産サービス契約の締結に関するお知らせ

当社及びペトロナス社(マレーシア)のコンソーシアムは、1月18日(日本時間深夜)、イラク共和国バグダッド市において、国営南部石油会社(South Oil Company)とガラフ油田に係る開発生産サービス契約を締結しましたので、お知らせいたします。

ガラフ油田の開発生産サービス契約では、ペトロナス社がオペレーターを務め、国営北部石油会社(North Oil Company)が25%の比率で参加し、残りの75%をコンソーシアム2社が保有し、75%のうち、当社が40%、ペトロナス社が60%の参加比率となります。

現時点におけるガラフ油田開発計画では、早期生産システムを導入し、2012年に5万バレル/日で生産を開始、2016年に23万バレル/日(生産目標)を達成し、その後10年以上に亘り23万バレル/日の生産を継続する計画です。本プロジェクトの総設備投資額(20年間)は、概算で50～60億ドル(当社負担額：概算20～24億ドル)と想定しますが、2012年から生産を開始する原油収入を設備投資に充当するため、想定油価(70ドル/バレル)での必要最大資金額は約6～8億ドル(当社負担額：約2.5～3億ドル)となる見込みです。

当社は、1996年以降ガラフ油田のスタディを実施し、知見と経験を有していることから、オペレーターのペトロナス社の作業を全面的に支援することとし、人員を派遣して共同で本プロジェクトを推進することにより、知識と経験の共有を図ってまいります。

なお、今後の見通しに関し、当社の業績に与える影響は、必要に応じ開示いたします。