長府バイオマス発電プロジェクト事業化検討への当社参画について
石油資源開発株式会社(JAPEX、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田 昌宏、以下「当社」)は本日、山口県下関市におけるバイオマス発電所の建設計画を中心とする「長府バイオマス発電プロジェクト」(以下「本プロジェクト」)の事業化検討へ参画することを決定しました。
本プロジェクトは、山口大学発ベンチャーのシンクタンク・コンサルティング企業である株式会社MOT総合研究所(以下「MOT総研」)が企画し検討を進めてきたものです。本年11月にはMOT総研が、事業推進主体となる特別目的会社(SPC)として長府バイオパワー合同会社(以下「SPC」)を設立し、2021年の最終意思決定に向けた検討や手続きなどを進めています。
当社は中長期的な「総合エネルギー企業への成長」と低炭素・脱炭素化への貢献を目指すなかで、再生可能エネルギー開発を重要な事業分野の一つに位置付けています。また、本プロジェクトへ検討段階から参画することにより、バイオマス発電の事業開発に関する知見蓄積などが期待できます。
当社は12月中旬をめどにSPCへの出資を完了し、本プロジェクトの検討へ参画する予定です。参画後はSPCの一員として、引き続き周辺地域や関係の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い電力の安定供給や地域経済の発展への貢献を目指し、本プロジェクトへ取り組んでまいります。
当社出資先SPCの概要は以下のとおりです。また、発電所計画の概要については別紙を参照ください。
SPC概要(2020年12月11日時点)
- 会社名:長府バイオパワー合同会社
- 設立日:2020年11月9日
- 本店所在地:山口県下関市
- 目的:バイオマス発電所の建設および運営、バイオマス発電事業・関連事業
- 資本金:601千円
- 当社出資完了後は1,000千円の予定
- 出資者:株式会社MOT総合研究所 100%
- 当社出資完了後は、MOT総研60.1%、当社39.9%の予定
- 代表者:代表社員 株式会社MOT総合研究所 職務執行者 木村 俊之(株式会社MOT総合研究所 代表取締役社長)
[別紙] 発電所計画概要
基本情報
- 建設予定地:山口県下関市長府扇町
- 用地面積:62,800m2
- 発電方式:汽力
- 出力規模:約74,950kW
- 燃料:木質ペレットを主体とするFIT適合認証取得燃料(予定)
- 事業主体:長府バイオパワー合同会社
今後の主なスケジュール
- 2020年内:下関市と事業主体間の公害防止協定締結(予定)
- 2021年:発電所建設最終意思決定(予定)
- 2022年:発電所着工(予定)
- 2024年:発電所営業運転開始(予定)
注)地図を含む別紙については、PDF版を参照ください。
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