当社相馬LNG基地の一部操業の再開について（ガスパイプライン向けLNG 気化ガス供給およびローリーによるLNG 出荷の再開）

2021年2月13日（土）に発生した福島県沖を震源とする地震にともない、操業を一時停止していた当社の相馬LNG基地（福島県相馬郡新地町）は本日、当社ガスパイプライン網への液化天然ガス（LNG）を気化したガスの送出、ローリーでのLNG出荷に係る操業を再開しました。なお、当基地に隣接する福島ガス発電株式会社（FGP）の福島天然ガス発電所（以下「FGP発電所」）への発電燃料用LNG気化ガスの供給に係る操業は、現在も停止中です。

当社相馬LNG基地ならびにFGP発電所の、地震発生以降の経緯や最新状況は、以下を参照ください。

1. 当社相馬LNG基地：2月16日（火）午後　当社パイプライン網向け送ガス・ローリー出荷の操業を再開

地震発生後、安全確認のため操業を一時停止し、当基地内の状況の確認や設備などの点検と、安全が確認できた設備から順次試運転を実施しています。LNGの気化と当社ガスパイプライン網へのガス送出やローリーでのLNG出荷に係る設備については、早期の再稼働が可能と判断できたため、昨日2月15日（月）から試運転を行っていました。その結果、安全性に問題がないことを確認できたため、本日午後に、当社ガスパイプライン網へのLNG気化ガスの送出と、ローリーでのLNG出荷に係る操業を再開しました。

なお、当基地に隣接するFGP発電所への発電燃料であるLNG気化ガスの供給は、発電燃料の送出用設備の確認・点検の進捗状況をみながら、再開時期を検討、調整していきます。

2. 福島ガス発電株式会社（FGP） 福島天然ガス発電所：運転停止中

地震発生後、発電設備は自動停止し、現在も運転を停止しています。なお、FGPによる確認・点検の結果、FGP発電所の運転に支障のある設備の損傷などは確認されていません。

しかしながら、当社相馬LNG基地からFGP発電所への、発電燃料となるLNG気化ガスの供給は現在も一時停止中です。運転再開については、当社から基地側の発電燃料の供給再開に向けた状況を共有しながら、FGPを中心に関係各所と連携し進めていきます。

当社は引き続き安全を最優先に、一時停止中の設備の操業および運転の再開を目指し、取り組んでまいります。

関連ニュース

• 2021年2月14日付当社プレスリリース「福島県沖を震源とする地震による当社の被害・対応状況について（2021年2月14日（日）14時30分現在）」