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技術情報

技術研究開発

事業の舞台が世界へと拡大していくなかで競争力を獲得するためには、独自の強みを発揮できるような先導技術の開発と、効率的な事業推進のための基盤技術の強化が必要です。JAPEXでは技術研究所を中心に、IOR、シェール開発、ジオメカニクス、酸処理などの先導技術の開発と、各種貯留岩の評価・モデリングなどの基盤技術の強化に取り組んでいます。

IOR(原油増進回収)

JAPEXでは現在、原油生産の極大化を目的として、一部の国内油田に対してはガス・水攻法、カナダではスチーム攻法の一つであるSAGD(Steam-assisted gravity drainage)法といった、IOR(Improved oil recovery : 原油増進回収)技術を適用しています。同時に、高度なIOR技術の既存油田への適用検討も進めています。

IOR技術 概要資料(625KB)PDF

PVT実験装置
PVT実験装置

シェール開発技術

北米ではすでに、シェール開発技術である水平井・多段フラクチャリングがある程度確立されています。しかし、シェールの特性はフィールドごとに異なっており、JAPEXではその特性に応じた技術開発に取り組んでいます。

シェール開発技術 概要資料(530KB)PDF

女川層フラクチャリング作業
女川層フラクチャリング作業

ジオメカニカルモデリング

近年の石油開発ではジオメカニクスが注目されています。貯留層への流体圧入による地層の変動と、その変動にともなう油ガスの生産性への影響を予測するジオメカニカルシミュレーションは、モニタリング技術と組み合わせた新たな貯留層評価技術として期待されています。

ジオメカニカルモデリング 概要資料(276KB)PDF

ジオメカニカルモデリング イメージ図

貯留槽変動モニタリング

流体の流出入を伴う地下資源開発・地下利用によって発生する地層変動を監視・評価して操業の最適化に役立てるため、AE計測やリモートセンシングなど、さまざまなモニタリング技術の開発・適用に取り組んでいます。

貯留層変動モニタリング 概要資料(548KB)PDF

貯留層変動モニタリング イメージ図

炭酸塩岩貯留層モデリング

炭酸塩岩は、堆積作用と続成作用の影響を受け、複雑な貯留層特性(性状や分布など)を持ちます。炭酸塩岩貯留層の最適な探鉱開発のため、JAPEXでは、岩石学や地球化学など様々な手法を用いて、炭酸塩岩の堆積・続成・孔隙システムに関する研究に取り組んでいます。

炭酸塩岩貯留層モデリング 概要資料(380KB)PDF

炭酸塩岩貯留層モデリング

火山岩貯留槽モデリング

国内の油ガス田では、火山岩貯留層が産出層として重要な位置を占めています。砂岩層などと違い、火山岩貯留層は3次元的に不均質な分布を示すため、JAPEXでは最新の多点法地球統計学の手法を用いた貯留層評価を行っています。

火山岩貯留層モデリング 概要資料(324KB)PDF

水冷破砕した珪長質火山岩角礫岩相
水冷破砕した珪長質火山岩角礫岩相

オイルサンド貯留槽モデリング

地質貯留層モデルにおいて地層の不均質性を表現するためには、地層の形成過程を理解しモデルに取り込むことが重要です。JAPEXでは堆積学的地層形成過程(堆積概念)を訓練像として表現しモデルに反映することができる地球統計学(多点法)を用いて、モデルを構築しています。

オイルサンド貯留層モデリング 概要資料(540KB)PDF

オイルサンド貯留層モデリング イメージ

酸処理技術の最適化

貯留層では、孔隙に泥水剤や鉱物などによる “目詰まり”が生じ、本来の生産量が得られない場合があります。これらを溶解して解消する技術が「酸処理」です。JAPEXでは、油ガス田の回収率向上を目指して、最適な酸処理を実現するための技術開発を進めています。

酸処理作業実施イメージ
女川層タイトオイルを対象とした酸処理作業