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CSR

地域社会との共存・発展

海外拠点における活動

カナダにおける取り組み(JACOS)

カナダのオイルサンド開発では、現地子会社であるJapan Canada Oil Sands Limited(JACOS)が、地域コミュニティとの継続的な対話を通じて事業に対する理解を得るとともに、地域イベントへの参加・支援、社会貢献活動や雇用を通じた地域社会との協力関係構築に取り組んでいます。

ハンギングストーン鉱区における開発事業では、地域先住民との協議体を発足して環境保全に関する知識やアイディアを共有するなど、地域コミュニティと環境・社会・経済の広範な分野で協働しています。なかでも、環境影響調査・モニタリング活動は、参加型活動プロセスの独自性などが、カナダ政府やエネルギー業界から高い評価を得ています。

また、JACOSは先住民事業者のビジネス機会促進として、将来の受注に備え改善を要する分野への示唆などを行い、環境モニタリングや土地復旧事業といった今後長期・安定的に需要が高まると予想される未開発ビジネスへの先行参入を後押ししています。

開発跡地のARGとの合同フィールド調査

イラクにおける取り組み(ジャペックスガラフ)

当社プロジェクト会社である(株)ジャペックスガラフを通じ、イラクのガラフ油田において、オペレーターのPETRONAS社とともに、操業エリアに近接する地元コミュニティを対象とした地域貢献活動を行っています。

教育面では、小中学校の校舎建設・補修、机や椅子の修理、学用品の配布を行うほか、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力を活用し建設されたガラフ職業訓練センターにおける男女青年層を対象とした職業訓練や小学生を対象とした理科・数学セミナーなども行っています。

インフラ面では、ガラフ油田周辺地域で改善要望の多い、村落へのアクセス道路の舗装や小規模浄水施設の設置、給水車による各村落への給水を行っています。

また、イスラム暦のラマダン月や犠牲祭における食材の提供を行うなど、地域社会とのつながりを保ち、事業と地域社会との共存を目指しています。

ガラフにおける取り組み

インドネシアにおける取り組み(KEI)

当社は、インドネシア・カンゲアンプロジェクトで現地ガス田の開発および生産を担う子会社Kangean Energy Indonesia Ltd.(KEI)を通じ、地域社会との良好な関係構築のため、ガス田のあるパゲルンガン島やその周辺海域の島民に対し、さまざまな形で地域貢献に取り組んでいます。

発電機の設置や電気供給施設の整備を行ったほか、給水塔や道路の建設、モスク改修などのインフラ整備、島民の住宅改修、学生・教師への教育・奨学金支援、スポーツ用品の支給、幼児への栄養補助食品の供給などの貢献活動を実施しています。教育・健康・経済・環境・インフラの各方面からの支援を継続することで、地域コミュニティとのよりよい関係を築いていきます。

カンゲアンにおける取り組み

国内拠点における活動

地域社会の一員として

当社の事業所や生産鉱場のある地域の方々と交流を深め、当社の事業活動に対する理解を促進するよう努めています。

地域自治体の主催するイベントへの参加や講演会の開催のほか、地域自治体や企業などからの施設見学の受け入れ、地域の小・中学校の授業の一環として施設見学を通じた職場体験の提供や、高校生や大学生の就職活動の参考として見学・授業の受け入れや講演会を行っています。

また、地域社会の一員として、当社拠点のある地域のまつりなどにも積極的に参加しています。

JAPEXグループが参加する主なまつり
・北海道苫小牧市「とまこまい港まつり」(市民おどりパレードに踊り手として参加)
・秋田県秋田市「竿燈まつり」(提灯に会社のロゴマークの入った竿燈で参加)
・新潟県長岡市「長岡まつり」(大型花火を提供するとともに民踊流しに参加)
・新潟県小千谷市片貝町「片貝まつり」(大型花火を提供)
・新潟市・長岡市・見附市「大凧合戦」(大凧を制作して参加)

とまこまい港まつり

竿燈まつり

長岡まつり

見附市今町・長岡市中之島大凧合戦

東日本大震災ボランティア活動

当社では、震災ボランティア活動として、子供たちの心のケアを目的に被災地の中学生を当社事業所のある秋田に招き、地元の中学生との交流イベントを開催したり、宮城県南三陸町の被災地域を訪れ、漁業支援などのお手伝いをしています。また、福島県新地町においては、植樹祭などの被災地域復興イベントに参加しています。

交通安全立哨ボランティア活動

長岡事業所では、近隣の小・中学校通学路の歩行者専用信号機のない交差点で、週3日、登校時間帯に立哨ボランティア活動を実施しています。この活動は、企業としての地域貢献はもとより、児童・生徒の交通安全確保のため、実際に交差点に立ち交通弱者である子供たちを見守ることで、社員自らの交通安全意識の高揚にもつなげようと2011年に始まり、これまでに延べ2,000人以上が参加しています。

また、北海道事業所では、交通安全確保の取り組みとして、苫小牧市交通安全推進委員会が主催する交通安全運動「大規模 旗の波作戦」に、毎年参加しています。

登校時立哨ボランティアの様子

ボランティア活動への感謝の手紙

地域安全パトロール

地域安全パトロール防犯ステッカー

当社の国内ガスパイプライン網の管理を担当する子会社である(株)ジャペックスパイプライン(JPL)の名取管理所では、2006年 より新潟・仙台間ガスパイプラインの日常パトロールの際、パトロール車両4台に防犯ステッカーを貼り付けて、業務のパトロールと同時に、地域安全(防犯)のパトロールの取り組みを実施しています。地域に密着する企業として、警察・自治体・学校等と連携のうえ、通学児童の見守りや不審者の発見などに努めています。

このパトロール活動は、地域の住民の皆さまに安心感を与えるとともに、犯罪抑止効果も高いと考えられています。JPLは今後もこの活動を継続して、地域に貢献していきます。

調査・作業実施前の事前説明

当社は、石油や天然ガスの探鉱調査などの作業を行う前に、官公庁や土地改良区などの関係先に事業説明を行っています。また、さまざまな作業関係先を訪問し、道路に埋設されている配管や農作業の状況などに係る情報を入手して、周辺への影響を最小限にするべく作業計画を策定したうえで、地域住民の皆さまに対しても徹底した周知を行い、ご理解とご協力を得たうえで作業を実施しています。

ガスへの理解を深めるイベントの開催

新潟県新潟市南区の一部ならびに燕市の一部の都市ガス供給を担う当社子会社の白根ガス(株)は、地域の皆さまのガスに関する理解の促進を目的とするイベントを開催しています。

毎年開催する「ガス展」では、「最新・安全・安心」をコンセプトにガス機器の展示を行い、格安で販売するほか、来場した方々に楽しんでもらえるさまざまな企画を催しており、多くの方にご来場いただいています。

また、白根ガス(株)は、新潟県燕市内の小学校、保育園・幼稚園において、地域の子供たちの健全な育成に寄与することを目的に食育活動を毎年行っています。小学校の家庭科の出張授業では、ガス機器や調理器具の扱い方、環境に配慮した調理の仕方や食生活について説明し、保育園・幼稚園では、ガスコンロの炊飯機能を利用して炊いたお米で、おにぎり作り体験を実施しています。

産学連携

当社は、エネルギー資源開発の発展に寄与すべく、共同研究や大学への講師派遣などを通じて資源開発の先端技術にかかわる研究をサポートするとともに、業界の将来を担うべき人材の育成を目指しています。

インターンシップ・海外技術者支援

学生の専門性向上の支援あるいはキャリア意識の形成を目的として、当社の国内外の事業所、技術研究所、石油・天然ガスの生産操業現場、(株)地球科学総合研究所の物理探査現場で、インターンシップを受け入れています。それぞれ1週間から1ヶ月間、生産操業現場における技術実習や、本社における法務・コーポレート業務に関する実習などを提供しています。実習の中には大学の単位認定の対象となっているものもあります。

このほか、JOGMECが実施する海外技術者支援プログラム、専門技術講座、プロジェクト講座、石油鉱業の基礎知識の習得プログラム、さらには石油鉱業連盟の石油講座などへ講師を派遣しており、社外における教育活動にも力を入れています。